アプリ集客コンサルタントの青木です^^
最近、PC用のウェブサイトをリニューアルする際、スマホ対応を考えられる方が増えています。
「普通にスマホサイトを制作するか、スマホアプリを制作するか、どちらが良いか?」
といったご相談もいただいています。
まず
「そもそもスマホサイトのアプリ化って何?」
という方は先にこちらをどうぞ!
さて、スマホサイトをアプリ化するメリット・デメリットを比較してまとめましたので、ご参考下さい!
【スマホアプリのメリット】
◆スマホのユーザーはウェブサイトよりもアプリの方が利用率が高い
一般的に「スマホ」と聞いたらまず思いつくのは「アプリ」というイメージが先行しています。
2,015年の時点でスマホの利用者はウェブサイトよりもアプリの方が利用頻度が約3倍という調査結果が出ています。
ちなみにスマホでウェブを利用する際はGoogleやYahooなどの検索エンジンの割合が多く占められています。
このような背景からユーザーのウェブ利用がパソコンからスマホにシフトしてきていることがわかります。
しかし、ウェブサイトをスマホ対応にしただけではユーザーのニーズにマッチした情報を提供できない事例が多いのが現状です。
ですので、スマホサイトをアプリ化するということはユーザーのニーズに応えた形で情報提供ができるようになります。
◆プッシュ通知でリアルタイムにメッセージを届けることが可能
プッシュ通知機能は、スマホアプリ最大のメリットと言えるでしょう。
プッシュ通知を送信することでスマホの画面上にポップアップでメッセージを表示したりアイコン上にバッジを表示することが可能です。
定期的に送信すればユーザーの目を引きアプリを使ってもらうきっかけにもつながり、自社の新情報を見てもらうこともできます。
一方、ウェブサイトの場合ではユーザーから自発的にサイトにアクセスしなければなりません。
そこで、ユーザーに再訪してもらうためには、メルマガを配信するなどの対策がされていました。
しかし、現状メルマガの開封率は低下する一方です。
しかも半数以上がパソコン向けのメルマガをスマホで閲覧されているということを考察するとユーザーに情報を届ける方法にも変化が求められています。
また、開封率の比較ですがプッシュ通知はメルマガの約8倍というデータがあります。
メッセージを見逃してもアイコンにバッジが付くので、プッシュ通知が届いたことをお知らせしてもらえるため、このように大きな差が開いています。
◆画面表示の速度・ユーザビリティの向上
アプリとウェブサイトを比較すると画面表示の速度や操作性はアプリの方が圧倒的に優れています。
ウェブサイトも日々進歩していますが、アプリ自体がスマホに順応して作られているため圧倒的にユーザビリティが向上します。
先ほども申しましたがユーザーはスマホを利用するにあたってウェブよりもアプリを利用する理由として、こういった要因が挙げられます。
◆アイコンが画面に常駐されることによるブランディング効果
今の時代、日に1度もスマホを使わないという方は少ないでしょう。
毎日目にするスマホのホーム画面上にアイコンが配置されることでユーザーは日に何度も繰り返し目にします。
そうすることによりサービスや商品がユーザーの記憶に残るため、アプリの利用につながります。
アプリとしてダウンロードされていればウェブサイトより目に入る機会が多く、ユーザーに気づいてもらうことで再訪を促すことができます。
それができるのがこちらのアプリです!
【スマホアプリのデメリット】
◆ダウンロードをしてもらう壁
アプリを利用するにはスマホにダウンロードしてもらう必要があります。
まずユーザーにアプリを認知してもらわなければなりません。
ユーザーが全くいない状態でアプリをリリースする場合は、バナー広告などでプロモーションをしていきましょう。
すでにウェブサイトを持っている場合は、そこで告知することで効率的に認知してもらえます。
アプリをリリースする場合は、
「どのようにユーザーに認知してもらうか?」
「その上でどのようにダウンロードしてもらうか?」
最低限ここまで考える必要があります。
【スマホサイトのメリット】
◆GoogleやYahooなど検索エンジンからの流入
スマホでの利用の多くが検索エンジンだとお話しましたが、検索からの流入により新規のユーザーの獲得が期待できます。
そのためにはしっかりとSEO対策をしておく必要がありますが、これまでPC用のサイトで得たノウハウを活用することができます。
【スマホサイトのデメリット】
◆ユーザーのニーズとの乖離、リピート向きではない
しつこいようですが、スマホではウェブサイトよりもアプリの方を利用する傾向にあります。
実際、ユーザーにスマホの利用状況をアンケート調査を行いましたが、ブラウザで同じウェブサイトを頻繁にアクセスするという、パソコンのような使い方をしているユーザーはほぼ皆無です。
そのため、スマホサイトのメリットである新規でユーザーの獲得ができてもリピートしてアクセスしてもらうことは難題です。
◆画面表示の速度、ユーザビリティの低下
ウェブサイトの画面表示の速度や操作性は、どうしてもアプリよりも劣ってしまいます。
スマホでは、ウェブサイトよりもアプリの方が利用されているとお伝えしましたが、ユーザーにとってアプリの操作性が当たり前となっています。
【まとめ】
◆それぞれのメリットを活用
スマホアプリとスマホサイトのメリット・デメリットを見てきました。
見ておわかりのとおり、それぞれメリット・デメリットは必ず存在します。
しかし、どちらか一方に肩入れをし、競合することはありません。
それぞれのメリットを活かしお互いに補完しあう関係が望ましいでしょう。
スマホサイトの場合ですと検索エンジンからの流入など、新規ユーザーの獲得に優れています。
しかし、ユーザーのスマホの利用環境を考えると、ブラウザを毎回立ち上げてリピートしてもらうのは難しいでしょう。
一方、アプリの場合はダウンロードさえしてもらえれば接触頻度が高くなり、プッシュ通知により再訪を促すことも可能です。
スマホアプリはユーザーを囲い込むことに極めて特化しています!
「スマホサイトで新規ユーザーを獲得しアプリでリピートしてもらう」
という形が、今のスマホ時代に則した集客・販促の形の一つではないでしょうか?
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